長い分業の歴史を持つ瀬戸には、やきものに関わるツクリテをはじめ、ガラスや木工、デザインなど幅広い分野で活動するツクリテが集まる土壌があります。
丁寧な「手作りの仕事」を通じて、瀬戸の歴史や文化、ものづくりの伝統を受け継ぎ、瀬戸の新たな魅力を生み出している多くのツクリテ達に住まいと創作・事業活動の場を提供するとともに、様々なツクリテへの情報提供や人材確保・育成、交流ネットワークづくりなどきめ細かく支援していきます。
中心市街地空き店舗対策
中心市街地における銀座通り商店街・中央通商店街・末広町商店街において3ヶ月以上未入店の状態が継続している店舗を利用して出店する場合、家賃と改修費の補助制度があります。
くわしくは産業課までお問い合わせください。
空き工房制度のお知らせ
瀬戸市では、瀬戸市内窯業関連の工場や工房、店舗や倉庫等の空き状況とその利用の可否について関係者のご協力のもと調査し、公開しております。
空き工房の公開は、愛知県立窯業高等技術専門校や愛知県立瀬戸工科高等学校、瀬戸市新世紀工芸館などの卒業生を始め、全国の陶芸とガラス工芸に携わる方々に、瀬戸市で活躍できる場所の情報を提供し空き工房物件の有効活用を図ることにより瀬戸市の地場産業振興と地域の活性化につなげていこうとするものです。
くわしくは産業課までお問い合わせください。
瀬戸市新世紀工芸館
これまでの瀬戸のまちの特性を活かした上で、新世紀の産業・芸術・文化の発展を図ることを目的として開館したのが『瀬戸市新世紀工芸館』です。
展示棟、交流棟、工房棟からなり、研修生の受け入れ、各種企画展、イベントなどに活用しています。
瀬戸染付工芸館
瀬戸染付工芸館は やきものの伝統技法である「瀬戸染付」をテーマにした施設です。
ここでは「瀬戸染付」を始めとするやきもの文化や ロクロや絵付などの作業風景の公開、瀬戸染付の名品の展示を行っています。
愛知県立瀬戸工科高等学校 専攻科 工芸デザイン科
専攻科は陶芸をさらに学びたいと願う、卒業生のために昭和47年に創設されました。現在は、年齢・経験を問わず、高校卒業以上の人を対象に陶芸を本格的に学びたい人達が全国から集まってきています。
在籍期間は2年間で、地元の多才な陶芸作家の指導のもと、やきものの基本的な知識や高度な技術を身につけることができます。
また、茶道具作りや型とろくろのように、違う成形方法を組み合わせて作品を作るクレイデザインなど、やきものの可能性を探る魅力ある授業を展開しています。
愛知県立名古屋高等技術専門校
職業能力開発促進法第16条に基づき愛知県が設置する職業能力開発施設で、陶磁器の製造やデザインの技能及び関連する基礎的な知識を付与し、陶磁器産業の明日を担う人材を育成しています。
瀬戸蔵ミュージアム
瀬戸蔵ミュージアムは、やきものの博物館機能を備えた瀬戸蔵のメインとなる施設であり、また、「せと・まるっとミュージアム」の拠点となります。面積は、瀬戸蔵の2階と3階の二つのフロアを合わせて約1,800㎡の広さで、豊かな展示内容となっています。
瀬戸市美術館
陶磁器はもちろんのこと、絵画、彫刻等美術作品全般の展示を行っています。
オープン以来、常設展のほか、地元作家を中心とする様々な企画展を 開催しながら瀬戸市の文化情報の発信を行ってきました。 また収蔵品は瀬戸市にゆかりの深い作家を中心に陶芸・絵画・彫刻等約1000点を数えます。
愛知県陶磁美術館
愛知県陶磁資料館は、陶磁史上における愛知の位置に鑑み、日本における最大級の窯業地である愛知県瀬戸市に、愛知県政100年記念事業として1978(昭和53)年6月1日に開館しました。以降、日本やアジアを始めとする世界各地の様々なやきものの魅力を展覧会や関連催事を通じて紹介してまいりました。コレクションは3点の重要文化財を含む7,020点(平成27年3月末)となり、国内屈指の陶磁専門ミュージアムとして成長しております。2013(平成25)年6月1日に35周年を迎えたことを期に「愛知県陶磁美術館」に名称変更し、再出発いたしました。